こんにちは、「お茶屋 葉桐 お茶の葉ブログ 茶園探訪記」です。(20141020)
今回は静岡市葵区牛妻にある高山茶園を訪ねてみました。葉桐の農薬不使用栽培 高山茶の茶園は標高450m、幾重にも重なる安倍の山々の眺めが大変すばらしい茶園です。
また、天気が良い日には駿河湾を見渡せ、遥か東に伊豆半島を望むことのできる景勝の地です。
現在は、秋整枝(ならし)が済んで、爽やかに刈り込まれています。きれいになった畝には病変もなく、とても良い状態で冬を迎える準備が整いました。ちなみに「秋整枝」とは、『夏の間に、来年の一番茶を出すための親葉、親枝を育てるわけですが、どうしても不揃いに育ってしまいます。その不揃いな畝面を来年の一番茶のために切りそろえる作業』のことです。
繁田さんは、栽培として「農薬を使わない事」、「有機肥料だけを使用する事」「化学的な資材を畑に入れない事」を、基準としています。そのため、整枝の作業も周囲の畑とはちょっとタイミングをずらして実施します。理由は「病気や害虫が出るタイミングに、食べるものが無い状態を作る」ためにです。天候、特に雨の日数と気温を良く観察する必要があります。
畝間のスソもきれいになり、来年の一番茶に向けた作業が着々と進んでいます。
こちらは、まだ整枝が済んでいない中腹の茶園です。天気が良ければ、この時間は夕陽をあびてキラキラ輝いているのですが、今日は雲がどいてくれません。また機会がありましたら、「夕陽の高山」を投稿いたします。
以上、高山茶の茶園 静岡市葵区牛妻高山から、お茶屋 葉桐 お茶の葉 ブログ 葉桐清巳からご報告でした。
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