松川 洋平

静岡茶の生産家 松川 洋平
松 川 洋 平
茶園所在地

静岡県静岡市駿河区丸子

茶園面積 130アール
栽培品種 藪北(やぶきた)、こんどうわせ、大井早生、かなやみどり、香駿
栽培方法 慣行栽培、芽重型、
有機配合肥料バランス良く
荒茶製造方法 蒸しについて。生葉の投入量50㎏
40分で。余分な水分をしっかり取ることを心がける。


本人から一言

山手なので、平坦地が少ないためにお茶を上手く活用したいと興味を持った。
やってみてその難しさに興味をひかれた。葉桐を通じ生産家仲間も出来て、
現在はお茶作りが楽しくて仕方がない。


葉桐から一言

東海道の宿場の1つ静岡「丸子」。ここ丸子はお茶の品種改良など近代茶業の確立に尽力した
日本茶業界の祖 多田元吉翁ゆかりの地でもあり、今でも多くの品種茶が残っている茶産地です。

そんな丸子の生産家、松川さんは、農業を「経営」として、栽培や製造を「技術」として
考えることのできる期待の若手生産家です。
丸子で育まれた民間育種の「こんどうわせ」を武器に、継続可能なお茶生産を目指します。

生産家 松川洋平のお茶一覧

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こんどうわせ
3,780円(税込)/100g
丸子 丸子
3,240円(税込)/100g



2005年から民間品種であるこんどうわせを生産し始めました。
こんどうわせは葉が大きく、茎が太いので製造が難しい品種です。
曾祖父の代から茶農家をやっており、代々受け継いでおられます。
お茶本来の美味しさを追求するため、蒸し時間を最小限に抑えたり、
毎年変わる気候に合わせて日々精進されております。


自然を相手にしているため毎年状況が変化します。
松川さんは気温や温度や土の状態も変わるので毎年それを判断し
その年の自然に合わせて育てています。
根張りを良くするため柔らかい土を常に維持されているそうです。
自然は毎年変わるので微調整しつつ、有機肥料を多く使用しておられます。
有機肥料を使う理由は寒さに強く糖度が高い茶葉が出来上がるからだそうです。
早生品種を育てる松川さんだからこその肥料配合があり、毎日お茶と会話をしているから
静岡で一番早いお茶を作ることが出来ています。




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