産地から探す
本山茶
本山茶の特徴
本山茶の歴史は深くおよそ800年前に生まれました。
本山茶産地は静岡県静岡市安倍川上流域にあります。
山河のもたらす滋養分、南アルプスの伏流水と山霧、
山の斜面で栽培されるお茶は平野部のお茶と比べて葉肉が厚く、やわらかいのが特徴です。
お茶はもともと山の植物。寒暖差が激しい場所がお茶にとって好条件になります。
暖かい時間に光合成をしてたっぷり栄養をつけます。
夜寒くなるとお茶が凍結しないように細胞内に
「糖類」や「アミノ酸」を蓄えます。
そのため、寒暖差が激しい地域で取れるお茶は甘み・旨味が強く香り高いお茶になります。
徳川家康も本山茶を愛飲しておりました。
春に摘んだ新茶を秋まで熟成させて味わうほどのお茶好きだったそうです。
天竜茶
天竜茶の特徴
静岡県浜松市暴れ天竜の異名を持つ「天竜川上流域」に広がる山間の傾斜地で生産されたお茶です。
葉桐の天竜地域のお茶は標高300~650mの天竜渓谷茶園で栽培されております。
雄大な天竜川が深い渓谷を刻み、雲の上に茶園が広がる絶景の地。
この渓谷沿いに浮かび上がるように茶園と家屋が点在し、雨の日には真っ白な川霧が立ち昇り、茶園を包み込みます。
力強く清々しい香りと旨味、渋みのバランスが取れた味わいです。
天竜茶も山間部のお茶の為、寒暖差が激しい状況下で育ちます。
そのため、濃厚な旨味が特徴です。
また、葉桐プレミアムシリーズの天竜地域のお茶はすべて「農薬不使用または有機栽培」です。
そこもほかにはない大きな魅力です。
両河内茶
両河内茶の特徴
両河内茶は、静岡市清水区の清流・興津川を囲む山あいで作られる「山のお茶」です。
清水有数の上質茶産地です。
葉桐の両河内茶は標高200~400mの茶園で山本賢吾さんによって作られております。
「魚粕、ナタネ粕、大豆粕、白ゴマ粕、カニ殻、落花生油粕」などを使った自家配合肥料。
細い丸棒が約60㎝混入できるほど土がふわふわしています。
毎年、最高値で初取引される静岡の銘産地、清水両河内。
朝は興津川から発生する多量の霧が発生する場所です。
山に囲まれているため、日光を適度に遮り甘み成分が強いお茶になります。
人里離れた山間地茶園にて、JAS認証有機栽培茶を丹精しています。
山本茶園特有の「品種茶を使用した華やかな香り」と、「若干の渋味、爽やかな甘み」をご賞味ください。
その他 産地
品種から探す
お茶にも品種があることをご存じでしょうか。
お米にもあきたこまち、コシヒカリ...等色々な品種があるように、
お茶のもととなる茶葉にも多くの品種があります。
もっとも有名で多く生産されているのが「やぶきた」という静岡で生まれた品種で、
日本で栽培されているお茶の約75%を占めるほど。
葉桐では、その他のお茶の品種にも力を入れ、皆様にもお楽しみ頂けるよう各種煎茶をご用意しています。
それぞれ味・香りに特徴があり、個性豊かで魅力的なお茶ばかり。
静岡のお茶屋 葉桐でしか手に入らない、希少なお茶の品種もございます。
普段飲んでいるお茶とはまた違う、新しい味わいをぜひお楽しみください。